強迫性障害の症状と原因

「不安で不安で、無意味な行動を繰り返す」わかっているのになぜ、こんなことをするのか?代表的な強迫性障害の症状とその原因を探ります。気になって、気になって、夜も眠れないこと、ありませんか?

強迫性障害(強迫神経症)の症状

恐怖症・強迫性障害を克服しましょう!

強迫性障害はその種類や人によって、さまざまな症状があります。

中でも共通する症状は以下の通りです。

非常に疲労感を感じる
本人の意思には関係なく強迫観念と強迫行為が繰り返されるので、不本意なのに疲れさせられます。疲労感も深いものがあります。

その他、それぞの強迫性障害には以下のような症状が現れます。

症状-1 確認行為

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「外出するとき、玄関に鍵をかけたかどうか不安になる」こんなことは普通の人でもよくある話です。

しかし強迫性障害の場合、何度も家に戻って施錠を確認しなければ気がすまなくなります。

もちろん、窓の鍵やガスの元栓、ストーブの火など、あらゆるものが確認の対象となります。

一度確認したからといって、確信が持てないのです。

そこで再度確かめなくては気が済まず、何度も確認を繰り返すのです。

理由ははっきりしています。

自分のミスや不注意で、悪いことが起きてしまうのではないかという不安です。

この不安が過剰に確認してしまう強迫行為を引き出しているのです。

外出前に確認に追われ、とうとう出かけられなくなってしまったという、笑えないケースもあります。


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症状-2 不潔強迫

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汚染と洗浄は、強迫性障害の代表的症状です。

汚れやバイ菌に自分自身や周囲が汚染されているように思い(強迫観念)、極めて強度の不安感を覚えます。

そのため、そのような強迫観念を振り払おうと何度も手を洗います(強迫行為)。

しかし、どんなに手を洗っても汚れが落ちない感覚が消えないため、長時間手を洗い続けます。

また、周囲のものに汚れがついていると思い、素手で触らないようにします。

不安が膨らむと、手を洗うことに専念して、他にやるべきことへの時間がなくなったりします。

外出などもってのほかとなり(汚れるから)引きこもりになってしまうなど、日常生活に大きな問題が発生します。

症状-3 疾病恐怖

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ガンやエイズなど、不治の病にかかっていると心配し(強迫観念)、繰り返し検査を受けます(強迫行為)。

ガンノイローゼなどもこの疾病恐怖となります。

自分の体に異常があるのではないか、自分はもう助からないのではないかと、思い込みます。

症状-4 被害恐怖

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頭の中で否定的な考えや負の感情、マイナスイメージが頻繁によぎり(侵入思考)、それを追い払うことができず、頭から離れなくなります。

「誰かに突然迷惑をかけてしまうのではないか」「こんなことをやったら、自分は大けがをしてしまう」という考えが、頭から離れなくなります。

周囲の人間対して、いやらしい、卑猥なことを想像して、実際に自分がそういった行為に及ぶのではないか、と不安になり苦しむこともあります。

被害恐怖とは、他人からの被害に怯えるということではなく、自分の行為が自分に被害を与える不安です。

症状-5 加害恐怖

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自分の不注意やミスで、人に危害を与えてしまわないかと、不安になるのが加害恐怖です。

車の運転中に、自分でも知らずに人をはねてしまったのではないかと不安になり確認に戻る

前から歩いてくる女性をいきなり殴りつけるといった、常軌を逸した行為をするのではないかという恐怖

しかし実際には何もしていないので、何度確認してもそんな事実はありません。

それでも不安は拭えず「自分が気づかなかっただけだ」などと逆に不安を膨らませます。

こうして無間地獄のような、確認行為がスタートします。

また、加害恐怖を体験した場所を避ける傾向もあります。

症状-6 不完全恐怖

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ものごとの段取りや手順の正確さに執着する人はたくさんいます。

それは本来の目的を達成するためには大事なことです。

しかし、正確さを追求するあまり、本来の目的を見失い、正確さを目的とするようなことが恐怖症の人に見られます。

何度も洗濯物をたたみ直す

本や雑誌は何度も同じ部分を読み返す

最初の一歩目は左足から踏み出さないとやり直す

入浴時、必ず決まった順序で洗わなくてはいけないと感じ、少しでも間違うと最初から洗い直す

これではひとつの行為、行動に長い時間がかかってしまいます。

症状-7 縁起恐怖

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縁起恐怖とは不吉なものへの恐怖が異常に強い症状を現します。

知らないうちに、いつの間にか「死」や「凶」についての言葉が心に浮かんでくる

周囲のものや状況に不吉な意味付けをして、それにより不吉なことが起きると考える

神を冒涜したのではないかと恐れる

特定の色に反応するといった症状も見られます。

症状-8 数唱強迫

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「4」「9」に代表される、特定の数字を不吉と感じて、すべての行為がその数字の回数になることを避ける

ある行動をするとき、同じ言葉を決まった数だけ呪文のように繰り返さないと行為に移れない

風呂で体洗うときに、両手両足同じ回数こすらないと不安になる

数字を見ると足し算や引き算をして、自分にとっての幸運な数字にする

たまたま時計を見たら「4時」だったので不吉な思いに囚われる

ホテルやマンション、アパートに402号室がない、という程度の話なら理解できますが、数唱強迫の場合は理解の範囲を超えて数字に対する不吉感を感じてしまいます。

症状-9 保存強迫

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保存強迫=強迫的ためこみとも言います。

物を集め、物を買い、物が捨てられなくなって、家の内外にゴミ屋敷のように、あふれるほどの物をためてしまいます。

「物を集めすぎる」、「物が整理できない」、「物が捨てられない」結果として「自分が自分の持ち物に支配されてしまう」病気です。

ただし、ためこむことが苦痛になっていない場合は強迫性障害ではありません。

症状-10 自殺恐怖

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自分はいつか自殺してしまうのではないか、という恐怖に見舞われて勝手に脅えます。

特に他人の自殺に接した(ニュースなど)場合は、異常なほどに恐怖に脅えます。

強迫性障害(強迫神経症)の原因

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強迫性障害は心の病だと言われ続けてきました。

「几帳面」「生真面目」「正直」「繊細」こんなタイプ人に多いような印象がありますが、性格と強迫性障害は関係があるのか、ないのか、よくわかっていません。

ですから心の働きだけにその原因を求めることには無理があります。

近年では「強迫性障害は脳の機能障害が関連しており、前頭前野や帯状回など、複数の要因が関連して起きる」という説も登場しました。
ドーパミンやセロトニンが足りないことが原因であるという専門家の意見もあります。

現在最も有力と思われるものは「強迫性障害は脳内部の化学的な働きの不具合と、心理的な要因および体質などが複雑に関係して発症するのではないか」と考えられています。


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